第59回関西学生賞典総合馬術大会
第41回関西学生複合馬術大会
日時/平成28年7月1日(金)~7月3日(日)
会場/兵庫県三木市 三木ホースランドパーク
関西学生賞典総合馬術大会【全日本学生賞典総合馬術予選】
出場エントリー19人馬により、馬場・障害・クロスカントリーの3種目よる全日本学生総合予選が三木ホースランドパークにおいて猛暑の中、行われました。我が馬術部からは山下選手(4回生)・龍輝号の1人馬が出場致しました。前年度は同人馬で3位入賞をしており、今大会での目標は個人出場枠で、更なる上位入賞を目標として競技に臨みました。
1日目での馬場馬術では所々ミスがありましたが、馬場減点57.8となんとか2位につけ、午後からおこなわれた障害飛越では1落下、障害減点4で初日を終了しました。障害では減点0が2頭、減点4が10頭という成績結果であり、2日目のクロスカントリーの走行結果次第で大きく勝敗が分かれることになるため、何としてもノーミスでの走行を期待したいところです。
2日目は9時よりクロスカントリーが開始され、3分間隔で野外での走行となります。障害数22障害、走行距離2,500m、制限時間5分18秒となっています。山下選手・龍輝号は順調に5分01秒、減点0で無事野外を完走し、3種目とーたる減点61.8で2位の選手に3.0差で個人優勝を飾りました。龍輝号は20歳と高齢ですが競技経験も豊富であり3種目共に安定した能力を発揮し我が馬術部のスーパホースと言えます。
この競技結果は、日頃における山下選手の献身的な馬匹管理の賜物でもあります。全日本学生では関西学生の代表として、更なる良い結果を残せるよう調整を致したいと考えております。
関西学生複合馬術大会
複合馬術競技
1日目馬場馬術(学生選手権馬場馬術課目2000)、2日目は障害飛越による2日間のトータル成績により9人馬で競技会が行われました。我が馬術部からは主将の森選手(4回生)・龍咲号、菱田選手(3回生)・龍晨号の2人馬が出場致しました。両人馬共に馬場馬術ではミスが目立ち、菱田選手・龍晨号が馬場減点66.6、森選手・龍咲号64.4とトップとの差が10ポイントで初日は出遅れる事となりました。
2日目の障害飛越では菱田選手・龍晨号が2落下減点8、森選手・龍咲号1落下減点4で走行し、他の選手が大きく崩れる結果となったため、森選手・龍咲号2位、菱田選手・龍晨号3位入賞となりました。龍晨号は今回馬場が初めての経験でありましたが、この経験を活かし日頃の練習時の課題として取り組んで貰いたいと思います。
障害馬術競技B(H80cmW90以下)
この競技は33人馬が出場致しました。我が馬術部からは岡林選手・龍弾号が出場、新馬調教の一環として出場致しました。ラインでのスピードコントロール等にまだまだ課題はありますが障害落下もなく減点0で完走し、5位入賞という結果となりました。
複合馬術大会団体総合成績では、我が馬術部からは3人馬のみの出場でしたが、出場人馬全員が上位入賞した結果、準優勝を収めることが出来ました。また、関西学生賞典総合馬術大会では山下選手・龍輝号が優勝し全日本学生総合の権利を獲得することが出来ました。
前川OB会長始め遠路より阿部コーチ、田島OBが駆け付けて戴き、クロカンではFジャッジを新川・佐野の若手両OBにお手伝いをして頂ました。この場を借りて、厚くお礼を申し上げます。競技会では学生はもとよりOB関係者が一丸となって母校馬術部を盛り上げて頂くことが何よりも大切なことであり部員達にとって大きな励みとなっております。
今後とも100周年に向けて益々盛り上げて頂きますよう宜しくお願い申し上げます。
これから開催されます7月17日・18日の関西学生賞典障害馬術大会・馬場馬術大会では、是非全日本学生団体枠を獲得致し、全日本学生本戦において我が大学校歌をOBと共に斉唱したいと願っておりますので、多くのOB関係者の応援を期待いたしております。
馬術部監督 吉田 和正