第47回 関西学生馬場馬術大会(全日本学生予選)
第47回 関西学生障害馬術大会(全日本学生予選)
第50回 関西学生馬術選手権、第48回関西学生馬術女子選手権大会(予選)
期 間:平成24年7月14(土)~16(月)
場 所:兵庫県三木ホースランドパーク
学生賞典馬場馬術競技
萩原理裕 龍伯 号 優勝
下谷田駿 龍舞 号 準優勝
宇賀神沙夜 龍踊 号 第6位
高島 香 龍駿 号 第7位
稲川慧海 龍牙 号 第8位
標準中障害飛越競技(二回走行)
萩原理裕 ブライトタイム号 準優勝
下谷田駿 龍冥 号 第11位
稲川慧海 ブランシュエール号 第12位
宇賀神沙夜 翔如 号 第14位
2週間前に開催されました「関西学生総合馬術大会(全日本学生予選)」に引き続き、「関西学生馬場馬術、障害馬術大会」並びに「関西学生選手権・女子選手権大会(夏学)」が全日本出場予選をかけ3日間、兵庫県三木ホースランドパークにおいて熱い戦いが行われました。
『学生賞典馬場馬術競技』では前年度、団体総合成績で優勝をしており、3種目(総合・馬場・障害)競技において念願の最優秀大学獲得のためにも団体優勝の座を絶対に他大学に譲れないところです。全関西学生以降、特に萩原選手・龍伯号、下谷田選手・龍舞号が安定した演技を続けており結果、個人1位、2位を独占すると共に団体3人目の宇賀神選手が前年の龍牙号から・龍駿号に乗り替わり6位入賞、最終得点率において2位以下を大きく離し2年連続団体優勝を致しました。また、今回初コンビの2回生の高島選手・龍踊号も健闘し7位となり、馬場における全日本学生団体出場枠4名のキップを手に入れることが出来ました。
『標準中障害飛越競技』においては、下谷田選手・龍綾号・龍冥号の2頭乗り、萩原選手・ブライトタイム号、稲川選手・ブランシュエール号、宇賀神選手・翔如号の4選手、5馬匹で競技に臨みました。今年は2回走行でもあり、課題である如何に障害落下をせずに ゴールをするか、それぞれの練習の成果を出す大切な場面です。1日目の第1回走行では萩原選手・ブライトタイム号が減点4、下谷田選手・龍綾号が減点32、龍冥号が減点8稲川選手・ブランシュエール号が減点12、宇賀神選手・翔如号14と大変厳しい状況でのスタートとなりました。団体1日目の結果は関西大学減点10、立命館大学減点24、同志社大学28、甲南大学減点44、京都産業大学減点64と5大学が団体を組んでおり、かろうじて2位を死守し、2日目の状況次第で大きく順位が入れ替わることとなります。出場人馬で減点0は関西大学1頭、関西学院大学1頭の2頭のみということもあり2日目の第2回走行にすべてがかかります。下谷田選手・龍綾号は1日目の減点が多いこともあり2日目を棄権し龍冥号1頭に集中することにいたしました。
いよいよ第2回走行が始まり、リバースオーダにより1日目の減点数の多い人馬からの スタートとなります。やはり他大学の選手達も減点を減らすべく慎重な走行が続きます。宇賀神選手・翔如号減点10、稲川選手・ブランシュエール減点12、下谷田選手・龍冥号減点12、萩原選手・ブライトタイム号減点0で全走行を終え結果、2日間の総減点数は関西大学14、立命館大学46、同志社大学60、京都産業大学102、甲南大学109となり、前年度団体3位から一つ順位をあげ団体準優勝となりました。
また萩原選手・ブライトタイム号が2日間を通し減点4で関西大学の1頭と同減点により個人優勝をかけジャンプオフとなりました。萩原選手としてはなんとしても結果を残しておきたい大会でしたが残念ながら最終障害を落し、個人においても準優勝という結果となりました。
この大会による結果、立命館大学は前年に引き続き『総合・馬場・障害』の3種目において全日本学生団体出場を果たすことができました。これからは人馬ともに全日本学生に照準を絞り、前年以上の結果を残すべく調整に努めたいと存じます。
『選手権・女子選手権予選』では萩原・高島選手がシード選手のため下谷田・稲川選手が選手権にエントリー、光橋・宇賀神・澤島・美谷脇選手が女子選手権にエントリーいたしました。選手権は25名、女子選手権は22名により予選を戦いトーナメント方式で貸与馬により部班演技による上位2名が、9月1日から開催される決勝大会に駒を進めます。
決勝戦に向けての進出者は、選手権には萩原・下谷田の2選手、女子選手権には光橋・ 宇賀神・高島・澤島の4選手、合計6名が次回戦に臨みます。残念ながら稲川、美谷脇の2選手は予選にて敗退いたしました。
№3
9月1日・2日の両日において、女子複合馬術大会と選手権・女子選手権大会の準々決勝から決勝戦に向けて大阪乗馬協会で開催されます。
主要な大会も残すところ僅かとなりますが、来年度に向け選手並びに馬匹のさらなるレベルアップのために、一つひとつの競技会を大切にしてまいりたいと考えております。
今大会は天候不順な折柄、OB並びに関係者の皆様が応援にお越し頂き、心より厚くお礼申し上げます。まだまだ暑い毎日が続きますが、皆様におかれましてはお身体ご自愛下さいますようお祈り申し上げ報告とさせて頂きます。
以 上
馬術部監督 吉田 和正