すでに馬術部のFace Bookやtwitterほかで、結果等をご存知の方も多いかと思いますが、私から改めて総括のご報告をさせていただきます。
6月28・29・30日、三木ホースランドパークにて、標記大会が開催されました。総合馬術大会は秋の全日本学生馬術総合馬術大会の関西予選会となっております。立命館からは2頭、龍珱と龍宮が出場しました。龍珱は昨年も全日本大会のクロスカントリーを減点0で完走している実績馬ですが、障害馬術でまさかの2反抗失権となってしまいました。騎乗は2回生の森本選手で総合競技は初出場でした。クロスカントリーでは、第1障害だけ止まったことを考えると、乗り手に緊張や硬さがあり平素の動きが出来なかったものと考えられます。
もう1頭の龍宮は今年の春入厩した新馬で総合馬術は未経験で、もちろんクロスカントリー走行も始めてでした。騎乗した3回生城戸選手が反応の悪い同馬を導き、何とか15番障害まで来ましたが、バンケット障害飛越後に馬が躓き落馬失権となってしまいました。
両馬とも失権があったので、すんなりと全日本出場権利は獲得出来ませんでした。今後、春の関西学生馬術大会における複合馬術競技の結果を考慮して最終決定されます。龍珱は春学の成績が上位だったので選ばれる可能性は高いと思います。龍宮はボーダーラインかと推慮されます。権利獲得が決まれば、両馬とも再度、馴致や乗り手の訓練をやり直して全日学に挑みたいと思います。
次に複合馬術大会のうち複合競技は、3回生薬師選手が2位、1回生の吉川選手が4着となりました。
同じく複合馬術大会の馬場馬術競技Aでは、4選手と5頭の馬がエントリーし、成績表のとおり1位から5位を独占しました。上位3頭は得点率65%超え、僅差の争いになりました。
次に複合馬術大会の障害飛越競技Aでは、1回生2人がエントリーし、齋藤選手が3位、大井選手が4位に入りました。
以上、複合馬術大会の各競技で良績をあげた結果、複合馬術では団体優勝が出来ました。
複合馬術大会は7月に行われる、馬場馬術と障害馬術大会のトライアルとして、また1回生の実戦訓練としての意味もありエントリーしました。その観点からは各馬とも順調な仕上がりをみせ、1回生は皆んな一定以上の技量を示してくれました。1回生の何人かは馬場、障害の全日学予選会となる次の夏学(関西)に出場予定です。
今回の反省点と課題を7月の本番までに1つ1つクリアしながら、最終調整を図りたいと思います。
各人馬とも難易度が上がる本番でも、基本に忠実にしっかりと騎乗してくれれば、結果はついてくると信じています。次回は今回より、良いご報告が出来るように、部員一同頑張りますので、引き続きのご支援よろしくお願いします。
馬術部監督 阿部憲二