第56回 関西学生賞典総合馬術大会(全日本学生予選)
第38回 関西学生複合馬術大会
日 時:平成25年6月29日(土)・30日(日)
場 所:三木ホースランドパーク
関西学生賞典総合馬術大会
第1日目[調教審査]
8大学22選手、23馬匹による全日本学生出場を目指して競技会が開催されました。
今年の総合には我が馬術部からは、宇賀神選手・龍綾号の人馬のみが出場いたしました。
馬匹状態があまり良くなく、休養を取っての出場で調整不足もありましたが初日の調教審査では何とか暫定2位につけることができました。
第2日目[耐久審査]・[余力審査]
耐久審査・クロスカントリーでは走行中1反抗をとられ減点20、また余力審査・障害で2落下の減点8で2日間総減点87.1となりトータル10位という結果となりました。
関西における全日本学生出場枠が18頭であるため成績としては個人枠での出場はほぼ確定いたしました。特に今回は馬匹状況をみて、人馬共に無理をしないように指導いたし、人馬にとっては不本意な成績となりましたが全日本学生の本番では本来の力を十分に発揮してくれるものと期待をしております。
関西学生複合馬術大会
本年度より従来女子複合馬術大会として行われていた競技を男・女を分けずに一本化し 総合競技へのステップアップ競技としての位置付けとサマートライ大会の競技種目を加えた新たな大会となりました。
第1日目 [複合馬術競技・馬場][馬場馬術競技B][馬場馬術競技A]
複合馬術競技には、7大学16人馬が出場、袖岡選手・龍輝号、湯澤選手・アラモアナ号、美谷脇選手・龍咲号の3人馬が二日間(馬場・障害)の競技会に臨みました。
初日の馬場では、美谷脇選手・龍咲号が6位、袖岡選手・龍輝号が7位、湯澤選手・アラモアナ号が8位と無難な演技をいたし二日目の障害へと駒を進めました。
上位を狙うには障害競技でのミスは絶対に避けたいところで、選手全員で念入りにコースの下見を行い個々にイメージトレーニングを十分にして障害に臨みました。
美谷脇選手・龍咲号はペース良く減点0でゴール、袖岡選手・龍輝号は残念ながら1落下の減点4、湯澤選手・アラモアナ号は後半走行が乱れ減点16となりました。
障害では16頭中、減点0は美谷脇選手・龍咲号のみで上位接戦となり結果、美谷脇選手・龍咲号が3位、袖岡選手・龍輝号が4位に入賞いたしました。
馬場馬術競技Bには9大学29人馬が出場、我が馬術部からは1回生の森選手・龍鈴号、山下選手・龍晴号の2名が出場致しました。山下選手・龍晴号のペアーは龍晴号にとって今回が初めての競技会ということもあり緊張のあまりに経路違反等のミスをする結果となました。馬匹の調教は順調であり次の競技会にむけては試合経験を多く積み、人為的なミスをしないよう常に緊張感を持った練習に取り組むように指導致したいと思います。
森選手・龍鈴号は無難に演技をいたし結果6位入賞、今後は上のレベルを目指して技術の向上にむけて日々の練習に励んでくれるものと期待しています。
馬場馬術競技Aでは9大学25人馬が出場いたしました。
高島選手・龍踊号、澤島選手・龍駿号、日高選手・龍鈴号が出場、高島選手・澤島選手にとっては7月に行われる全日本学生馬場出場の前哨戦でもあり、馬場のクラスが低い競技のため絶対にトップを狙うという意気込みをもっての競技となりました。
高島選手・龍踊号は他の選手を引き離しての優勝、澤島選手・龍駿号はまだまだ細かなミスがありましたが準優勝で1・2位を独占、団体ポイントに貢献する結果となりました。
また、日高選手・龍鈴号は日高選手にとって初めての上のランクの馬場課目に挑戦する 機会となり、結果は11位でしたが強豪選手達の中で良く健闘したと考えております。
第2日目は[障害馬術競技B][障害馬術競技A]
障害馬術競技Bには11大学44人馬の出場です。
馬術部からも日高選手・アラモアナ号、森選手・龍咲号、龍輝号、山下選手・龍冥号、龍晴号が出場いたしました。森選手・山下選手は各2頭乗りで出場、障害競技における実践を多く踏ませる目的等を含み、今後に向けたステップアップ競技となります。
全頭が無事目標通りに減点0で完走いたし、これからの競技会に自信が付いた結果となりました。日高選手・アラモアナ号が5位入賞
今大会最後の競技、障害馬術競技Aには5大学10人馬が出場いたしました。
高島選手が翔如号・龍冥の2頭乗り。澤島選手・龍珠号で出場、コース取りなどにおいて細かなミスがありましたが、障害における課題を今後に向けた日々の練習に取り入れて 人馬の向上に役立ててもらいたいと考えております。
結果は高島選手・龍冥号3位・澤島選手・龍珠号4位・高島選手・翔如号5位に入賞いたしました。
今回の競技会では総合(クロスカントリー)に多くの審判員が必要であるため各大学よりOB・OGの応援をお願い致しました。我が立命館大学からは新川・藤室、両名のOBが審判に参加頂き有難う御座いました。また遠路より田島OB、朝早くから前川、杉松、広瀬各OB、そして部員関係者の皆様にはご多忙にもかかわらず応援に駈け付けて頂き心よりお礼申し上げます。有難う御座いました。
馬術部監督 吉田 和正