第55回 関西学生総合馬術大会(全日本学生総合馬術予選)
第44回 関西学生女子自馬大会
第 3 回 関西学生馬術サマートライ大会
期 間/平成24年6月30(土)~7月1日(日)
場 所/兵庫県三木ホースランドパーク
第55回 関西学生総合馬術大会
団体優勝
稲川 慧海 龍 輝号 準優勝
宇賀神 沙夜 龍 駿号 4位入賞
下谷田 駿 龍 綾号 5位入賞
第44回 関西学生女子自馬大会
総合団体優勝
女子馬場馬術競技A
宇賀神 沙夜 龍 舞号 優勝
光橋 栄佳 龍 伯号 準優勝
高島 香 龍 踊号 4位入賞
女子障害飛越競技A
宇賀神 沙夜 翔 如号 3位入賞
高島 香 龍 冥号 5位入賞
女子馬場馬術競技B
澤島 雅 龍 舞号 優勝
美谷脇 舞子 龍 鈴号 3位入賞
第3回 関西学生馬術サマートライ大会
湯沢 悟志 龍 鈴号 5位入賞
袖岡 研人 龍 鈴号 6位入賞
総合馬術大会では、下谷田・萩原・稲川・光橋(4回生)、宇賀神(3回生)の5人馬が全日本学生の出場権利を獲得するべく大会に臨みました。団体枠(3頭以上)では、関西大学、関西学院大学、神戸大学、立命館大学の4校で後は個人枠となります。初日の調教審査(屋内・馬場)では、全頭無難に規定の演技をこなし上位につけました。また、同日に行われた余力審査(障害)では、障害の落下が勝敗に大きく響くため、落下し易い馬匹については如何に最小限に抑えるか選手の力量が問われるところです。しかしながら梅雨前線の影響で馬場は最悪状況となりましたが、稲川選手・龍輝号が健闘し障害減点0、次に下谷田選手・龍綾号減点8、宇賀神選手・龍駿号減点12、光橋選手・アラモアナ号減点16、萩原選手・龍槍号は最終障害において人馬転をいたし残念ながら失権となり4人馬で2日目の余力審査(クロスカントリー)に駒を進めることになりました。 余力審査当日も朝から雨が降り続き安全上から一部コースが変更になるなど波乱含みの競技となりましたが、全頭無事にゴールすることができました。結果3人馬が入賞、光橋選手・アラモアナ号も11位と悪コンディションのなか大変健闘致しました。前年度から今年の6月まで計画的に行った三木での講習・馴致経験が人馬共に多いに役に立ち、改めて馴致の大切さを実感致した次第です。今大会において立命館大学の団体優勝は創部以来初となりました。また、団体優勝が出来たことにより全日本学生総合出場枠が5頭獲得出来ることになります。
女子自馬大会では、女子自馬Aに光橋(4回生)、宇賀神(3回生)、高島(2回生)、女子自馬Bには澤島・美谷脇(1回生)の5選手が参戦いたしました。各競技2人馬が団体となり10大学50名による熱い戦いとなりました。A・Bの馬場競技では2年連続個人優勝を勝取ることが出来、また出場した競技において全員が入賞するという結果となりました。本大会は女子最優秀選手を決めるポイント競技の一つでもあり、宇賀神選手においては3年連続MVP獲得に向けて順調な発進となりました。本大会団体総合優勝は5年ぶりとなります。
サマートライ大会は今回で3回となりますが、我が馬術部からは初のエントリーとなります。
湯沢・袖岡(2回生)が馬場競技Aに出場、これからの馬術部を担う選手として多いに期待するところです。日頃の練習成果を本大会で出すべく挑戦し、湯沢選手5位、袖岡選手6位と共に入賞という結果を残す事ができました。これからは障害競技においても技術のレベルアップを図り、今後の大会に積極的に臨んでもらいたいと考えています。
今回の大会は、全日本学生予選最初の大会であり、最高の結果を残す事が出来たことは正に部員一丸となった結果です。2週間後に控えている、関西学生障害飛越大会・馬場馬術大会においてもこの緊張感が途切れることなく人馬の調整をいたしたいと存じます。
最後になりましたが、悪天候にもかかわらず遠路観戦頂きました関係者の皆様、OBの皆様に心より厚く御礼を申し上げます。また人馬共に大きな怪我も無く帰厩いたしましたことをご報告させて頂きご報告といたします。
以 上
馬術部監督 吉田 和正