競技日程:平成27年5月4日(月)~6日(水)
競技会場:三木ホースランドパーク
第50回全関西学生馬術大会
新体制になって最初の競技会であり、また7月の全日本学生予選(総合・馬場・障害)に向け人馬の調整度合いを計るうえで大切な大会となります。
また大会中で競技種目が最も多く、今年は各校共に前年度よりもエントリー数が増えており、この大会における意気込みが感じられる競技会となりました。
Lクラス障害飛越競技A(団体戦)(75頭)
我が校からは、美谷脇選手(4回生)・龍緑号、森選手(3回生)・翔如号、山下選手(3回生)・龍瑪号、丹羽選手(2回生)・龍珠号、菱田選手(2回生)・龍綾号の5人馬1チームとして出場致しました。本競技は3人馬~5人馬までが1チームとしてエントリーし、多いところは3チームを組んでの出場となっています。
3人馬の障害減点が最も少なく、またタイムの速いチームが勝ちとなります。
山下選手(3回生)・龍瑪号、丹羽選手(2回生)・龍珠号、菱田選手(2回生)・龍綾号が減点0で完走し、結果タイム差で3位入賞となりました。
複合馬術競技(34頭)
この競技は初日障害(ダービー)で行われ、上位15頭が馬場馬術に進出でき障害・馬場の合計減点が最も少ない人馬が優勝となります。
澤島選手(4回生)・アラモアナ号、美谷脇選手(4回生)・龍咲号、山下選手(3回生)・龍輝号、丹羽選手(2回生)・龍珠号、菱田選手・龍綾号の5人馬が出場致しました。
各選手障害落下があり、唯一山下選手・龍輝号が減点12で馬場に進出致しました。
馬場馬術では15頭中3位を獲得するも障害減点が響き12位という結果となりました。
今年は障害をダービー形式としたことにより、走行距離、走行速度が変わると共に障害にバンケットや自然木障害が増え、そのことに対する馬への対応が各選手出来ていなかったことが一番の敗因といえます。全日本学生総合予選に向け人馬の再調整と課題が多くあることが分かった競技となりました。
Mクラス障害飛越競技D(28頭)
美谷脇選手(4回生)・龍緑号、山下選手(3回生)・龍瑪号が出場致しました。
2頭共に今年入厩した障害馬です。人馬共に初めての大会でもあり今年は調教の真直状況を見ながらワンランク下の競技にエントリーすることに致しました。
美谷脇選手(4回生)・龍緑号は、選手の課題である馬のペース掴めず、タイム減点と障害落下があり減点13、山下選手(3回生)・龍瑪号は障害1落下で減点4で6位入賞となりました。両馬共に順調に仕上がっており、今後は更なる上の競技に出場出来るものと考えています。
Lクラス障害飛越競技B(35頭)
美谷脇選手(4回生)・龍冥号、森選手(3回生)・翔如号が出場致しました。
このクラスの競技は、出場人馬に制限が設けられているため2人馬でのエントリーとなりました。(上位クラスの競技に出場していない選手と馬匹との組み合わせによる)
両選手共に減点0で完走し、タイム差により森選手(3回生)・翔如号が8位、美谷脇選手(4回生)・龍冥号が5位入賞致しました。
学生賞典馬場馬術課目2010(17頭)
澤島選手(4回生)・龍舞号、森選手(3回生)・龍玖号、山下選手(3回生)・龍駿号、丹羽選手(2回生)・龍旺号、菱田選手(2回生)・龍踊号の5人馬が出場致しました。
龍旺号・龍玖号は新しく入厩した馬匹であり、5人馬いずれも新体制で初めての関西学生出場となります。我が校から馬場馬術出場エントリー頭数では過去最多となります。
丹羽選手・龍旺号63.425%優勝、山下選手・龍駿号59.999%5位、菱田選手・龍踊号59.444%7位、澤島選手・龍舞号56.573%9位、森選手・龍玖号56.157%10位という結果となりました。各選手共に細かなミス目立ち、7月に行われます全日本学生馬場馬術予選に向け更なる技術を磨くと共に、得点率の獲得に向けた演技課目の精度向上の指導を致したいと思います。
第46回関西学生新人馬術大会
団体総合優勝
今年は1年ぶりに新人戦団体でのエントリーが出来ることになりました。
伊藤選手(2回生)、岡林選手(1回生)、加納選手(1回生)、蒔田選手(1回生)の4選手が新人馬場馬術、新人障害飛越競技に出場致しました。
新人馬場馬術競技(42頭)
伊藤選手(2回生)・龍咲号、岡林選手(1回生)・龍玖号、加納選手(1回生)・龍輝号、
蒔田選手(1回生)・アラモアナ号で出場致しました。
岡林選手(1回生)・龍玖号60.882%準優勝、加納選手(1回生)・龍輝号57.352%5位、伊藤選手(2回生)・龍咲号55.980%6位、馬場馬術団体成績3位となりました。
新人障害飛越競技(40頭)
伊藤選手(2回生)・龍咲号、岡林選手(1回生)・翔如号、加納選手(1回生)・龍緑号、
蒔田選手(1回生)・龍冥号で出場致しました。
伊藤選手(2回生)・龍咲号減点0、岡林選手(1回生)・翔如号減点4、加納選手(1回生)・龍緑号減点0、蒔田選手(1回生)・龍冥号減点0で3人馬がクリアーしJOへ進出。
JOには12頭が残り立命館3頭、同志社4頭、京都産業2頭、甲南、京大、関西各1頭で個人・団体を争うことになりました。
3人馬共障害減点0でJOを完走し、タイムでの個人優勝をかけての走行となり伊藤選手・龍咲号が惜しくも1秒差で準優勝、加納選手・龍緑号3位、蒔田選手・龍冥号6位で障害団体成績1位となり結果、馬場・障害2種目団体総合優勝を致しました。
これからは本格的な競技会シーズンに入り、人馬共に技術力の向上は基より体調管理に最大限留意し、全日本学生に向けて良い結果を残せるよう部員一丸となって邁進する所存ですので関係者・OB・OG皆様のご協力ご声援宜しくお願い申し上げます。
ゴールデンウイーク期間中、競技会場に来て頂きご観戦頂きました皆様に改めて御礼申し上げます。
最後になりましたが部員出場にあたり、早朝よりご指導頂きました篠宮招聘コーチに対し心より感謝申し上げます。有り難うございました。
立命館大学体育会馬術部
監督 吉田 和正